🏝珊瑚の産卵🏝
サンゴ礁は植物ではなく生物だということは すでにご存知かと思います。
生物である=卵ももちろん産みます。
しかし個体別に産むのではなく、水中のサンゴが一斉に産卵をおこなうという、 『CORAL SPAWNINGコーラルスポーニング』 これが年に一度の大イベントです。
その条件は…
📍水温が25℃以上になり
📍満月の3〜4日後の夜間…
サンゴの表面を良く見ると小さな突起が一面にあります。
この一つ一つが『ポリプ』と呼ばれる生物で、 卵子と精子が包み込まれたバンドルを一斉に水中に放出します。
これらがゆっくりと海面に向かって上昇し受精が始まります。
受精が成功すると卵は海底に着底し、長い時間をかけてサンゴへと成長していきますが、 ほとんどの卵は魚などに食べられてしまいます。
それが繰り返されてこのグレートバリアリーフの美しい海が形成されました。
水温や気温の影響により異なるため、その時期を正確に予測するのは難しいのですが、実際にこの光景を見た人たちは
⭐️水中に雪が降っているようだ
⭐️天の川の中にいるようだ
と言っています。
この神秘的なイベントを是非、状況が許せば、ケアンズに来て、ご自身の目でご覧になってみてください。
サンゴの産卵を見るダイビングツアーも出ています。
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